給食について
給食は年度始めに除去するアレルゲンを決定して提供し、誤食を防いでできるだけ全員が同じ給食を食べられる「なかよし給食」を実施しております。
授乳期のお子様には個々の体質に配慮し授乳します。
野菜などの食材は年間を通して大人が食べるよりも柔らかく調理しますが、4月は柔らかいもの。年度の後半はよく噛めるもの、など咀嚼の発育に合わせて提供しています。
衛生管理について
栄養士監修の献立表をもとに、離乳段階から個々の成長に配慮し、自園調理により昼食、補食の給食サービスを行います。
栄養士と調理者は調理用の白衣・キャップ・給食室内専用の上履きを身に着けて調理しています。給食の時間にはそれぞれの子どもたちが何が好きでどんな風にお食事しているのか把握するためにお食事お手伝い用エプロン・三角巾に替えて保育室に出て、時には子どもたちの食事のお手伝いもしてます。
調理に使うお水は毎日「水質検査」「残留塩素検査」を行い、包丁・まな板・調理器具は毎日次亜塩素酸水で消毒し、食器消毒乾燥保管庫に保管されています。
調理について
食品は配達されるとまず表面温度計で保管状態を把握し、調理時には食品の中心温度を3点測り、85度以上で90秒以上の加熱を守っております。
ご飯は軟飯でお水の量は1.2倍にしています。
食材について
お野菜は「大地を守る会」さんから減農薬・無農薬・有機栽培のものをお届けいただいていています。
野菜はすべて湯通しして加熱殺菌しており、サラダのトマトも湯むきされています。
おやつのケーキやドレッシング・ソースも手作りで、調味料にもほとんど添加物は使っていません。
お誕生日のふわふわケーキのクリームも水切りヨーグルトで作っており、またお誕生日の子をイメージしたケーキを栄養士・調理者で考えています。お砂糖はきび砂糖にしているのは、漂白されていないことと、優しい甘さになるからです。
パンはもちろん無添加で、給食用は朝、おやつ用のパンはお昼過ぎに運んでくださいます。えにっくす用に特別 アレルゲン除去で作っていただくパンは、食材の本来の味を生かした添加物の入っていないパンです。
とってもおいしくてみんな大好きです。
お魚は1切れのグラムが指定され骨は1本ずつ丁寧に取り除かれており、子どもたちは皮まで喜んでいただいています。臭みのない新鮮なお魚がその日の朝に配達され、お魚の献立の日はみんなおかわりしてくれます。
お肉は着色料・保存料を使っていない国産のお肉で、冷凍ではないものを80gのベーコンのみでもきちんと毎日運ばれています。
お出しについて
・お味噌汁…煮干しの頭とわたを取って使います。
・澄まし汁やスープ…昆布やカツオ
・カレー・ハヤシライス・シチュー…鶏のガラを注文しコトコト煮込んでいます。
お汁は子どもたちの大好物。好きでないお野菜もお汁に入っていたらみんな喜んで食べてくれます。
お給食の時間には栄養士や調理者も子どもたちの給食のお手伝いに入って、それぞれのお子様の好みや食べ方、量を把握しているので、1食ずつ丁寧に提供される給食は育ちにより配慮しており、達成感を感じてほしいので野菜やご飯の量も個別に名前を付けて配膳しています。
えにっくすの給食の栄養量は約430kcal、乳幼児のお子さんが1日に必要な栄養量の1000~1200kcalの4割程を摂取していることになりますね。